インプラントのQ&A あれこれ
インプラント治療とは、人工的な材料や部品を体内に利用して様々な治療を行なうことです。歯科においてのインプラント治療とは、チタンなどの金属でできた歯根をアゴの骨に埋め込み、その上から人工歯を取り付けて、失った歯の機能を取り戻す治療です。欠損してしまった歯の治療は、現在ではインプラント治療のほかに、ブリッジ治療や入れ歯が主流になっています。その中でも、今回はインプラント治療のよくあるQ&Aについてお話していきたいと思います。
①インプラント治療の寿命について。インプラント治療の寿命についてですが、一般的にインプラントが外されるまでの期間を指しており、埋入部位や欠損歯の数によって異なりますが、10~15年生存率は約90%となっています。
②インプラント治療は誰でも治療が可能なのか。基本的に、歯周病やむし歯に罹患している患者さまでも治療可能ですが、まずは現在罹患している歯周病などの治療を行なう必要があります。また、アゴの骨が充分にないと治療困難のため、インプラントが可能か事前に検査を行ないます。
③インプラント治療の費用について。インプラント治療は保険適用外のため、患者さまの負担額は高額になります。しかし、先天的に歯を欠損している場合や病気によってアゴの骨を失ってしまった場合など、状況によっては保険が適用されるので、詳しい治療費については事前にしっかりと説明を受けてから治療を開始しましょう。
④インプラント治療の際の痛みについて。インプラント埋入の手術の際には、局所麻酔を使用するので手術中に痛みを感じることはありません。術後の痛みについては、個人差がありますが手術後は痛み止めを服用していただきます。それでも痛みが続く場合には、担当医にお問い合わせください。
以上、4つのよくあるインプラントのQ&Aについてお話していきました。インプラント治療に関して気になる点があれば、お気軽にお問い合わせください。